冬のど真ん中のはず

2017-02-02

極寒の冬ももう１４年目。
特に冷える日もあれば、そうでもない日もあるが、マイナス１５度の朝でも辛さを感じないから不思議だ。
防寒力がついているせいもあるが、今年は寒い日は少ないような気がする。

もうすでにキツツキが木をつついている音が聞こえる。
いつもは冬のピークが過ぎた頃に聞こえるので、今年は早い。

せめてもう一度、ドカンと寒波が来ないと、富士山の冬としては物足りない気がする。



去年の10月から続いていたツアーが終わって、延ばし延ばしになっていた友人との飲み会などをしつつ、たまっていた用事を次々と片付けて、やっとそろそろ冬休みに突入だ。


休みと言っても、ライヴの準備をしながら、浮かんだ曲の断片を整理したり、ギターの基礎的な部分を見直したり、新しい音や奏法を見つけたりしたい。
どこが休みなのだという感じだが、3月いっぱいまでライヴは３本しか入れていないので、雪景色を見ながら、普段忙しくてできないことにじっくり取り組めるゆったりしたいい時間なのだ。
買ったままで見ていない本やDVDを飲みながら見たりする余裕もある。
冬が年々好きになっていると感じる。



今月のライヴは１本。
18日に栃木県の佐野にある「6月の森　オーベルジュ」で、演奏する予定。
ネットで見ると、とても優雅な場所だ。

佐野は誰かが住んでいたとか、もういないとかの噂のある町だが、行くのもライヴも初めて。

フランス料理のディナーショーという事で、俺には珍しいライヴだが、ミック、丹菊くんと３人で優雅に演奏を楽しみたい。


標高１１００mでは、外にいれば冬でも日焼けする


夜明け直前


夕方　朝霧高原から