
『原始神母 西川口HEARTS』
人生で約30回引っ越しをしているが、西川口はロックに目覚めてバンドをやり出した中学途中から高校の始の頃、最初のレベッカをやり始めた21歳の頃、レベッカデビューからレッドのデビューの頃にも住んでいた、自分にとって音楽的ターニングポイントになった幸運を呼ぶ場所。
西川口に来るといつもたくさんの記憶が蘇り、うれしい気分になる。
HEARTSは中学時代の家のすぐそばで、当時は友達も駅前の不動産屋や蕎麦屋の息子で、ギターを抱えてみんなで夜な夜なキャバレーやトルコ風呂の合間を徘徊していた。
初めてピンクフロイドを聴いたのもこの頃。50年前の最高に楽しかった思い出だ。
今年の初ライヴは原始神母のHEARTS。
リハでは原因不明なアンプのトラブルや音作りに苦労したが、この日はほぼイメージに近い音が出せて、気持ちよく演奏できた。
野音に向けての確認の意味合いもあったが、この日だけのスペシャルなライヴにしたいと思って、色々アイデアを出して上手くできたと思う。
野音でやる音響スタッフも来てくれて特別良い音で聴いてもらえたんじゃないかな。
翌日のお茶の水ディスクユニオンのイベントにも集まってくれた人たち、ありがとう!
良い気持ちで楽しい時間が過ごせたし、日比谷野音2DATSに向けて良い気分で準備できるよ。
西川口HEARTS photo by Koichi& Yumi Morishima